イタリアのベジタリアン、ビーガン事情
2019年 03月 10日
ここ数年でロ-マの普通のス-パ-にビーガンやベジタリアンの加工食品、そしてグルテンフリ-食品が並ぶようになりそのセクションが毎年大きくなっているように思えます。
ビーガンやベジタリアン人口が増える中に、宗教的、道徳的な目的以外に健康を目的としたビーガンやベジタリアン人口が近年増えているようです。
お肉やお魚、そして動物性食品を全く取らないような食事ではなく、なるべくそういった食品を取らずに健康な食生活を送ることができるように気を付けているのが健康を目的としたベジタリアンやビーガンです。
理由がどんなことであれ、一般のス-パ-でこのような食材が簡単に手に入るようになったことは事実ですのでべジタリアン、ビーガン人口が増えてきていることは確かなんだなと実感いたします。
ス-パ-のベジタリアン食品セクション
写真はこちらからお借りしました。
https://carmenluciano.com/2014/06/06/guida-agli-acquisti-vegan-nei-supermercati-esselunga/
ロ-マにビ-ガン専門のス-パ-があります。 ネットショッピングも可能です。
I Vegano
Via Angelo Emo 125, 00136
https://shop.ivegan.it/
こちらで売られているビーガンサラミ
大豆の粉やナス、そしてハ-ブなどでできているそうです。
ビーガンツナなるものまで現在はあるんですね。
こちらも大豆の粉とコ-ンスタ-チ、みりんや海藻などでできているようです。
材料は日本食っぽいですね。
ミラノではビーガン保育園なるものが2015年11月に開園しました。
こちらでは給食等にビーガンメニュ-を提供するだけでなく、使用するオムツや使う家具やおもちゃも自然素材からできているものを使用するというなるべく自然で、エコな環境で子供たちを育てるというモット-があるようです。
この保育園のほかに、パルマ県の私立の小学校でベジタリアンメニュ-を給食で出すところがあるそうです。
2017年にロ-マ市議会で学校給食のベジタリアン/ビーガンメニュ-の取りいれの決議で25が賛成、7が反対との決議が出ました。
子供たちに健康的そして宗教的な特別な食習慣を学ばせるためにこのベジタリアン、ビーガンメニュ-の取りいれがされるようだ。
ロ-マにはベジタリアン、ビーガンメニュ-を出すお店が増えてきている。
ロ-マ中心地にあるIl Marguttaはベジタリアン、ビーガンの専門のレストランである。
こちらの人気の
ベジタリアン/ビーガンレストランのビュッフェスタイルブランチではここはオ-ガニック食材を使い
50レシピの中からお料理が作り出され、味よりも栄養価を第一に調理工程が行われるとのこと。
外食でオ-ガニック食材を使用の上栄養価の高いお料理が食べれるのはとてもうれしいことですね。
https://ilmargutta.bio/
https://ilmargutta.bio/brunch/
スペイン広場やパンテオン近くにあるGingerというレストランはすべてのメニュ-がベジタリアン、ビーガンではないが、ベジタリアンやビーガンそして乳製品やグルテンの入っているお料理が食べれないお客さんのために
それぞれのメニュ-の横にお料理のタイプが記されていてこれらのお客さんでも自分に適しているお料理を探しことが容易になっている。
https://www.gingersaporiesalute.com/it/menu
https://www.gingersaporiesalute.com/it/chi-siamo
個人的な経験から行くと、日本よりイタリア国内で外食をする際にベジタリアンのお料理を何かしら探すことは簡単かなと思っています。
大抵どこでも出している、シンプルなトマトソースのパスタを注文すればベジタリアン/ビーガンメニュ-ですし、付け合わせでお野菜が何種類か大抵注文することは可能です。
日本の場合、目には見えなくてもお出汁にかつおだしなどのお魚が使われているとベジタリアンやビーガンはたべれません。
日本ではこのようなお料理が結構あるのですが、来年のオリンピックに向けて多様な食文化から来られる観光客の皆さんに対応できるようにレストラン業も変わっていくのかなと思っております。
by roma-nihon
| 2019-03-10 01:31