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ローマ日本人会の事務局スタッフによるブログ


by roma-nihon

愛するペットとの旅行

夏真っ盛りのイタリアですが、皆さん、夏休みにご旅行に出かけられる方も多いかと思います。




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https://www.termolionline.it/news/attualita/799314/grecia-ecco-le-destinazioni-piu-belle-per-una-vacanza-in-coppia-nel-2019







毎年イタリアではこの時期になるとペットを捨ててしまうという悲しい事件が多く起きるのですが、その理由の多くに旅行中のペットの世話の問題があるようです。


お住いの近くのペットホテルに旅行中預けるということも選択肢の一つにあるのではと思いますが、近年、

旅行先でもペットフレンドリ-なホテルも増えてきていますし、航空会社によっては愛するペットと同じ空間で旅をすることができますのでこういったシステムを使い、ペットと一緒にご旅行されるのもよいかもしれませんね。


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イタリア国内でペットフレンドリ-なホテルの多いバケ-ションプレ-スと言えば。。。

ロ-マ、リミニ、ナポリ、フィレンツェ、ヴェネチア、ミラノ、イェ-ゾロ、リッチョ-ネ、パレルモ、ヴェローナ、ボロ-ニャ、ビビオ-ネ、ソレント、そしてリニャ-ノ・サッビア-ド-ロなどです。


こういった地域のホテルに、愛するペットと一緒に宿泊をすると楽しいバケ-ションが倍増しそうですね。



さて、宿泊先は多くの施設でペットを受け入れる体制があることが分かりましたが、現地までの交通手段として、車や電車以外にペットと一緒に旅行ができるのが飛行機。


全てのフライトで行っているわけではありませんが、ペットと一緒に飛行することも可能ですので是非頭の隅にそういうシステムがあることを覚えておいてください。


下記はアリタリアのウェブサイトから引用したペットとのフライトに関するインフォメ-ションです。


ここでは、一般的にペットとして飼われている犬、猫について書かれている部分を抜き出してあります。

https://www.alitalia.com/it_it/volare-alitalia/organizza-il-tuo-viaggio/animali.html   (イタリア語 )









https://www.alitalia.com/en_it/fly-alitalia/organize-your-trip/pets.html   (英語)










犬、猫、そしてフェレット


★EU諸国内を犬、猫、そしてフェレットが旅行をする場合、下記にリストされているものが必要です。


・過去に受けた予防接種の種類と健康であるかが証明されている獣医が発行したペットパスポ-ト。(狂犬病ワクチン接種証明書は必ず必要です。)

・読み取ることのできるタテゥ-かマイクロチップの装着



アメリカ合衆国へご旅行の場合は以下のものが必要です。


・狂犬病ワクチン接種証明書

もしくは


CDC(Centers for Disease Controls andPrevention)発行の未免疫犬許可証(狂犬病ワクチン接種ができない犬のためのもの)
もしくは


・書面、(もしくは口頭で)その犬が狂犬病のない国で過去6か月もしくは生まれてから住んでいたことを述べること。



★南アフリカへご旅行の場合、ペットをキャビン内で扱うことはでなく、カ-ゴに預けなくてはいけません。南アフリカからのご旅行の場合、ペットとキャリ-の総重量が7kg以下であればをキャビン内で扱うことが許されております。もし重量がオ-バ—する場合、カ-ゴ内にての扱いになります。



・ペットが3か月以下の場合は取り扱うことはできません。

・その他の規則などは、ご旅行される先の大使館や領事館へ連絡を取られるか、IATAへお問い合わせをしてみてください。


イギリスやアイルランドへのペットの持ち込みは許されておりません。


イスライルへの犬や猫の輸送は特別な規則がありますのでこちらのウェブサイトをチェックしてみてください。

http://www.moag.gov.il/en/Ministrys%20Units/Veterinary_Services/Import%20-%20Export/Pages/default.aspx

ブラジルへ犬や猫を連れて行く場合は輸出国政府機関発行の検査証明書InternationalVeterinary Health Certificate (CZI))が必要です。

・障害を持つ方と一緒に移動する認定された盲導犬の費用は無料です。盲導犬の場合、イギリスとアイルランドへの移動も可能です。


このほかにも国によりこのほかの規定がある場合があります。



これらの条件を満たさないとペットと飼い主が一緒にキャビンで旅行することはできません。


・ペットは既定のキャリ-の中に入り輸送されなくてはいけない。

・フライト中はこのキャリ-の中に入っていないといけない。

・ペットは飛行中は最大8kg、24cmX40cmX20cmのキャリ-の中にいなくてはいけない。

・ペットは快適でケ-ジの中で自由に体を動かし回ることができ、横になることができないといけない。キャリ-は通気性が良く、ウォ-タ—プル-ㇷで、ある程度固いもの、もしくは柔らかくても先に述べた条件が整っているものでなくてはいけない。キャリ-のトップが柔らかいものの場合、先ほどの既定から2-4cm高くてもよい。

・キャリ-内には同じ種類の動物を5匹まで、入れて移動することができる。

ケ-ジと食べ物を入れて最高重量が8,10kgまででなくてはいけない。

・ペットは固いキャリ-に入れての移動が必要である。

キャリ-の素材はファイバ-グラスもしくは固いプラスチックでないといけない。・キャリ-にウィールが付いている場合は取り外しのできるものでないといけない。もしウィールを引っ込めることができるのであればテ—プで固定しないといけない。


    犬のケ-ジについて

  • メタルドア—のロックがついているもの。

  • ロックはドアの上下そして中央についているもの

    • 側面の窓は鉄でできていないといけない。

    • ケ-ジの大きさは飛行機の機体によって変わります。



その他、ウサギ、ハムスタ-のEU諸国内のフライトに関しては、獣医からの健康証明書を持っていて、移動時はかごやケ-ジなどに入れていることが必要である。


鳥に関しては、鳥インフルエンザ予防のために下記の国々からの鳥の入国を禁止いたします。
アジア、トルコ、ロシア、南アフリカ、ル-マニア、そしてバルカン半島。




ペットと一緒に楽しい夏をお過ごしください!


by roma-nihon | 2019-07-11 00:14